本部スタッフブログ

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2009年06月13日(土)ジメジメ梅雨時、ちょっと怖い話をしましょう。

200906-02-01.jpg梅雨がないと言われる北海道を除き、全国的に梅雨の真っ最中ですね。GLホーム本社のある東京地方も、入梅宣言より一週間以上前から、ぐずついたお天気が続いています。天気の良し悪しは別にして、梅雨時になると明らかに五月とは風が変わってきます。東京を例にとると、年間平均相対湿度が63%、5月の平均値は66%ですが、6月になると一気に73%へと跳ね上がっています。(1977年~2000年の平均値) 月間平均最高気温は僅か2.5度しか違わないのに、入梅前後になると一気にベタつきや蒸し暑さを感じるようになるのは、やはり湿度の上昇が大きな要因となっているようです。 

さて、今日の怖い話とは…。怪談にはまだちょっと早いですね(笑)。今日の怖い話はアレルギーのお話です。私=スタッフYも花粉、蚊などを原因とするアレルギーを持っています。症状が出ると辛いですね。深刻なのは小児喘息やアトピー。身体のアレルギー反応も、劇症化すると命に関わりますので、たかがアレルギーと軽く考えることは禁物です。そのアレルギーに深く関わっていると言われるのがダニ。今日は住まいの中のダニについてお話しましょう。怖~い話です。覚悟して読んで下さいね。

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 ダニがアレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)であることは皆さんもよくご存知だと思います。でもダニアレルギーの人が注意すれば良いものだと思っていませんか? 日本人ではアレルギー性疾患を持つ人の8割以上がダニに対して陽性反応を示すとするデータがあります。特にダニの糞は活性が高く、過敏反応を示す人も多いとか。多くのアレルギー疾患では、複数のアレルゲンに陽性反応がある場合が多く、ダニだけが原因とは言えませんが、少なくとも非常にアレルギーを引き起こしやすいと言うことは確かのようです。

ダニと言えば“痒い!、刺す!”と連想する方が多いと思いますが、実際に人を刺すのはツメダニと言う種類だけです。この種は全体の数%と言われ、割合ではごく僅かです。一方アレルギーを引き起こすのはチリダニと呼ばれる種類で、全体の約90%を占めると言われています。このダニは、生きているダニが何か悪さをすると言うよりも、ダニの糞、死骸、脱皮殻などがアレルギーの原因となります。これ等が乾燥してミクロの粉になり、空気の動きにのって舞い上がったところを、口や鼻から吸ってしまったり、粘膜や皮膚の小さな傷などに付着して身体に入り、アレルギー反応を引き起こすのです。小児喘息患者のおよそ90%、成人でも約50%がダニをアレルゲンとしているとの説があります。糞や死骸の粉を吸ってアレルギー?考えただけでもゾッとしますね。

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さてそのダニ君。旧厚生省時代に行われたサンプル調査では、日本の家庭でダニが一匹も検出されない家はゼロだったそうです。そのくらいダニは私たちの身近にたくさん居ると言うことなんですね。アレルゲンとなるチリダニ類の体調は、約0.3~0.4mm。普通に生活していれば目には入らりません。更にこのサイズの虫が排出した糞となると、目視はまず不可能。ホコリ小さじ一杯に、およそ500~2000匹(死骸も含めた数)ものダニが居ると言いますから、もしも見えたらちょっとコワイかも知れませんね。ダニ君のブロマイドを見たい方は、こちらで見ることが出来ます。(東大阪市保健所のサイトです。) みなさんのご家庭にも必ず居ますよ。数は想像しない方が良いかも…。

ダニは湿度があり、暖かい場所が大好き。カーペットや畳の中、寝具、ソファ、ベッドマット、ぬいぐるみの中等に潜り込んで暮らしています。彼らの活動環境は、気温20~30度。湿度70~75%で最も活発に活動し、60%以上で繁殖、50%以下になると多くが死滅します。

近年アレルギー疾患を持つ人が増えていると言われますが、実際にここ十数年でチリダニの占める割合が増えていると言うデータがあります。原因としてあげられているのが、住宅の気密化と核家族化による留守時間の増加で換気が不十分であること。人間は快適な生活環境を求めて住宅の高気密化を目指してきました。でも人間にとって快適な環境はダニにとっても快適な環境なのですね。冬は隙間風の影響で室内でも10度以下は当たり前だった昔と異なり、ゴキブリもダニも一年中私たちと一緒に快適に暮らせるようになってしまったと言うことなのです。なんだか痒くなってきましたか? (笑)。確かにウチにもたくさん居そう!ましてや死骸や糞の粉はきっとあるのでしょうね。今夜ベッドに入るのがちょっと…だったりして。

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ではダニの研究をされている先生から伺った基本的な対策をお知らせしましょう。まずはダニを増やさないこと。そして現在ある死骸や糞を除去してゆくことだそうです。増えなければ、現在あるものを少しずつ減らしてゆくことで環境は改善するという考え方です。

ダニを増やさない方法は、とにかく室内環境の整備です。ダニの活動は温度と湿度でコントロール可能です。どちらか一方が彼らの活動条件から外れれば良いのです。ポイントは気温18度と湿度60%以下。夏季(これからの季節)は室温18度は冷えすぎですのでこれはやめましょう。湿度60%以下を目指してください。これで繁殖は抑制できます。そして冬期は逆に気温18度の暖房控えめを実行。こうすることでダニの活動レベルはかなり抑えることが出来ます。ただし、温度も湿度も彼らの棲家でのこと。寝具は乾燥に気を配り、室内の湿度は一定の条件を保つ(一旦湿度が上がると吸湿してしまいます)事が大切です。あとは掃除機でせっせとお掃除をします。これがシンプルだけど一番効果的だと伺いました。ジメジメとした梅雨時。エアコンの除湿機能を使って上手に室内環境を整えたいですね。次回は“室内環境をコントロールしてくれる家”についてお話しします。

Writen by Y

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