2009年06月22日(月)室内空気環境でアレルギー症状が軽減?
六月も下旬に入り、いよいよ梅雨も本番ですね。これから雨量も増して気温もジワジワとアップ。本格的な高温多湿のシーズンを迎えます。そんなある日、社内の某筋から『室内空気環境が良いとアレルギー症状が軽減するみたいだよ。』と言う話を耳にしました。よくよく聞いてみると発信地はGLホーム三郷店の店長さん。丁度先週ダニのお話で室内の温度、湿度、ホコリなどについて書いたばかり。『室内空気環境』という言葉にしっかり反応してしまった私です。早速カメラ片手に三郷店へ取材に出掛けることにしました。
当日は朝からザーザー降りの雨。湿度も高い梅雨独特の気象条件です。三郷店に入るとなんだか爽やかな感じで空気が柔らかい印象。この感じ?と一瞬思いましたが、空調も入っているようだし、慌てない慌てない。先ずは三郷店渡辺店長から話を聞くことにしました。
実はこの展示場、優れた調湿建材であるスーパーモイスチャーエアパネルの内装用タイプを採用した部屋があるのです。即ち室内壁全面にモイスパネルを張ってあるという事です。更にパブリックスペースの壁仕上げも珪藻土。オープンスペースの建物内全体の内装仕上げ材がどれも呼吸する自然素材から生まれた材料なのですね。そこはちょっとビニールクロス貼りの環境とは違う感じがしました。スーパーモイスチャーエアパネルについて詳しくはこちらです。

さて、渡辺店長に話しを聞いてみると、アレルギー反応が緩和される?と言う情報は、やはりお客様のご意見、ご感想から出て来たたお話でした。シックハウス法施行後に建てられた住宅でも反応が起きてしまい、玄関から入ることすら難しいと言われるお客様が、この三郷展示場にそろそろと入って来られたとのこと。そして『この建物は大丈夫!』とゆっくり見学されて、ご気分も良く、とてもお気に召してお帰りになられたそうです。他にもモイスパネルや珪藻土などナチュラルな内装材を採用されて、アトピーやぜんそく等、アレルギー疾患が軽快されたお客様が何例もあるとのこと。それで室内空気環境とアレルギー症状の間に関連性があるのでは?と思うようになったと話してくれました。
珪藻土や内装用モイスパネルなど、自然由来の多孔質な内装仕上げ材が、自ら化学物質を放出しないのはもちろん、他の家具や建材などから放出される化学物質も、その隙間で吸着しているのではないかとの推論です。更にモイスパネルに関しては、その優れた調湿機能のため結露が発生し難く、ひいてはアレルギーの原因となるカビやダニの発生を抑える効果がある事も実証されています。メーカーの実験では、ホルムアルデヒドについては吸着のみならず分解する機能があることもわかっています。

『先ずは体験して下さい!』と2階の主寝室に案内されました。ウォークインクロゼットと化粧コーナーのあるおよそ12帖ほどの空間は、入った瞬間に不思議なヒンヤリ感、サラッと感を感じました。展示場なので入り口のドアは外されていますし、空調は全館一斉で特にこの部屋の温度を下げたりはしていないとのこと。ヒンヤリと言っても寒い感じではありません。それと臭いが無いこと。はじき返してくるものが無い感じと言ったら良いのでしょうか。とても心地良く柔らかい空気感です。多くの方がヒンヤリするとおっしゃるそうですが、これはやはり人の身体にとって快適な湿度であると言うことなのでしょうね。空気の温度が同じなら、ヒンヤリ感は気化熱を奪われていると言う事のはず。モイスパネルのメーカ資料によれば、この材料は多湿時には吸湿し、乾燥時には放湿する機能を持ち、相対湿度の変動範囲およそ10%と言う安定した湿度環境をキープします。
モイスパネルの主な原材料はバーミキュライトと消石灰。バーミキュライトと言えば皆さんよくご存じの園芸土に混ぜる材料ですね。非常に軽く多孔質で、土に空気を含ませ、保水性と柔らかさを保つ為に使われます。原材料の特製そのままに無機質、多孔質、大きな調湿機能を持ったパネルが出来上がりました。渡辺店長によると、押入れや下足入れ、クローゼットの中だけにこのモイスパネルを全面貼りされるお客様も少なくないとか。もちろん家中の内装材に使えればベストなのですが、新素材の為まだ少々価格が高めです。そこで調湿機能が一番欲しい場所…と言うと収納部分になってきますね。お使いになられたお客様には、皆さんその効果にご満足頂いているとのこと。特に下足入れに使われたケースでは、内部に籠もりがちな靴や足の臭いがあまり気にならないと言う嬉しい副作用が報告されています。

臭い成分は、詰まるところ一種の化学物質。建材などが放出する化学物質と共にモイスパネルが吸着していると考えられます。シックハウス法施行以来、殆どの建材は指定化学物質の放出量最低レベルの4星ランクになりました。しかし今回規制された化学物質は、ホルムアルデヒドとクロルピリフォスの二種類だけです。科学技術の進歩により、様々な化学物質が生み出され、また便利に利用されている現代。いつ何がアレルギーの原因になるか、また現在の症状に対して何が本当の原因なのか、全部を究明することは不可能と言っても過言ではないと思います。だからこそ、室内の空気を整えてくれる家があったら良いなと思います。
現実にはまだ解らないこともたくさんあります。でも多くの人達が『他とは違う何か!』を感じている三郷展示場。確かに私も違いを感じました。アレルギーやぜんそく、シックハウスシンドロームなどでお悩みの方には、一見の価値はあると感じました。先ずは半日程滞在されて、お身体の反応のご様子を見られては如何でしょうか。少しでも症状が軽減されるお手伝いが出来たら、私たちも大きな歓びです。お近くの方は是非一度遊びに来てください。優しい笑顔の渡辺店長始めスタッフ一同お待ちしていま~す。
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