2009年07月30日(木)トマト大豊作のご報告!
こんにちわ、この春からコンテナガーデンでトマト栽培に挑戦していた“スタッフK”です。トマトくんは大豊作。びっくりするくらいたくさん実を付けてくれました。幸い鳥さんに狙われることもなく、虫に先手を取られることもなく、元気に育ったトマトくんは、たった一本の苗からこんなに豊かな恵みを届けてくれました。
これ、全くの無農薬栽培です。本当に薬品類は一切使っていません。出来るものなのですね。ナス科の植物と言えば、アブラムシの大好物。でも一匹も見かけませんでした。 すぐ近くにあるカランコエの鉢は、アブラムシの大群に襲われて、「トマトにも移ったらどうしよう…。」と怯えていましたが、何とか無事でした。毎日隅から隅まで点検して、虫とおぼしきは全てプチッと指で潰し、小さな蜘蛛が巣を張ってくれたので、壊さないように大切に共存(虫を食べてくれる?と思って)、手を掛け愛情を注いだ成果でしょうか?

今回初めて気付いたのですが、トマトの茎には白い産毛のようなものが生えていて、どうやら毛だけではなく、触ると何かを分泌する仕組みがあるようです。トマトの枝を触ると、強烈な青臭い匂いがして、手にもその匂いが付くのです。実をたべてもそんな匂いはしないのですが、あの昔のトマトの強烈な青臭い匂いです。更に収穫したトマトの実にも毛が生えていました。写真では良く見えないのですが、もぎたてを口に入れるとザラザラします。軽く洗って水を切ると、水滴がプルルンと転がり落ちるよう。虫眼鏡で特大クローズアップしてみたら、ナントほんの僅かですが、茎に生えているのを更に細かくしたような毛が生えていたのです。これがザラザラの原因?トマトの皮はツルツルと思っていたので、とてもびっくりしました。
あとで食べようと冷蔵庫に入れておくと、この毛はなくなってしまいます。舌触りも滑らかになって、水滴もブルルンとはしなくなります。ナルホド、これが新鮮さの証し? 世紀の大発見をしたような気分です。そしてお味の方も取れたてと一日冷蔵庫に保存したのとでは全然違いました。取れたては中の種の所に酸味があって、でも果肉は甘くてしっかりしたお味。冷蔵庫で保存した物は、種の所の酸味が抜けて、果肉の甘味も飛んで、要は間の抜けた味になるようです。もちろん取れたてと比べてみなければ気付かず「美味しいね」で終わってしまいます。実に知らないとは恐ろしいことですね。

「都会に住む私たちは、本当の野菜の味を忘れているのだろうなぁ。」と改めて思いました。そう言えば、以前取材でお訪ねした農家の方が、自家用に栽培しているピーマンを分けて下さった時、目の前で収穫してそのまま頂いたピーマンの香りが、帰途の車中に充満して驚いた事がありました。(結構臭かったです(笑)。)その時は「何か特殊な香りの強いピーマンかしら」と思ったのです。そのくらい強烈な香りでした。でもきっとそれがピーマン本来の香りだったのでしょうね。

子供の頃から一軒家に一度も住んだことのない私は、庭のある生活も土のある生活も知りません。今更ながらトマトの栽培を通じてたくさんの事を学んだ気がします。ちょっと大きめのコンテナ一つ。たった一本のトマトの苗。最初はおもしろ半分。でも生き物相手に奮闘して、中身の濃い、美味しい体験リポートでした。コンテナファーム、お勧めです。さて、次は何を育ててみようかな…。
Writen by K
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