2009年08月08日(土)エコについて考えてみる『夏』

もうすぐお盆休みですね。今年の夏は太平洋高気圧のご機嫌がイマイチのようで、全国的に不安定なお天気のところが多いようです。関東地方も毎日雲が多く、『青い空、白い雲、真夏の太陽!』といった夏の風情には、あまりお目にかかれずにいます。みなさんお住まいの地域はいかがですか?

さて今日はエコについて考えてみたいと思います。洞爺湖サミットの頃からでしょうか? 日本国内でも本格的に『エコ』が叫ばれるようになってきました。いまや『エコブーム』の感さえあります。確かに地球温暖化の問題は重大です。かつて経験したことのない雨を降らせるゲリラ雷雨で被害が出たり、毎年最高気温の記録を更新したり、はたまた北国では明らかに積雪量が減少するなど、近年私たち一般市民も気候変動の気配を肌で感じることが多くなってきました。『これはマジで大変なこと…』と人々が思うようになってきたのかもしれません。これに加えて昨年来の原材料高に昨秋のリーマンショック。『地球に優しい』ことは『お財布にも優しい』ことが多いことから、一気にエコブームへと走ってきた感があります。国の政策誘導ももちろん効果を挙げていますね。

国は景気対策もかねて、この際エネルギー効率の悪い旧式の家電製品や機械などを、省エネ性能の高い新しいものに買い替えることを後押ししています。エコポイント制度は、まさにこの一環ですね。確かに日本中の家電製品が省エネタイプに変われば、二酸化炭素の排出量は大きく抑制できるでしょう。なんといっても家庭用は数が多いですから。しかし、従前の機器を廃棄処理するために掛かる環境負荷やCO2発生については誰も何も言わないところがちょっと?ですね(笑)。これはエコではなくてCO2抑制政策かもしれません。もちろん何もしないよりはずっとずっと地球に優しいことは確かですが…。

なぜこんなことをお話するかと言うと、以前某自治体のエコ推進委員会の委員を務めさせて頂いていた折、専門家の方から面白い話を聞いたのです。当時役場や公共施設などで、昼休みに省エネと称して照明を消すことが盛んに行われていました。ところがこの専門家の方がおっしゃるには、蛍光灯は消費電力は大きくないが、点灯時に大きな負荷が掛かる。だから一時間くらいの消灯であれば、負荷のデメリットの方が大きく、節約した消費電力などたかが知れているというのです。また、『白熱電球は確かに消費電力が大きく非効率だけど、製造と処分における環境負荷は小さい。逆に蛍光灯は消費電力は小さく高効率だが、製造と処分には水銀を使うなど環境負荷が大きい。だから環境配慮と言う切り口で考えると、どちらが良いのかいまひとつ明確ではない。』ともおっしゃっていました。ええーっ!?って思ってしまいますよね。この照明ランプの問題は近い将来LEDランプが進化すると消費電力も環境負荷も小さいエコ照明が実現しそうな情勢ですね。

人間の生活そのものが環境負荷です。だから人間が便利に快適になればなるほど、その分環境には負荷を与えているという事実を認識する必要があります。その負荷を少しでも減らそうというのが現在日本のエコ。でも人間も少し我慢しても良いかなぁと思います。私が子供の頃、祖母は良く『もったいない』を連発していました。第二次世界大戦中のモノや食料の厳しい時代を生き抜いてきた世代にとって、高度経済成長期の使い捨て文化など、とても受け入れられるものではなかったのでしょう。時は巡って現代、再び『もったいない』が復権しつつあることは良いことだと私は考えています。しかし一度便利さと快適さを手に入れた人間は、なかなか落とせないですよね。せめて真冬に暖房で室温を上げ、半袖のセーターを着るようなことは自粛したいですね。

と言うわけで、今日は財団法人環境情報普及センターの運営する『エコナビ』と言うサイトをご紹介します。今年六月に運用開始されたサイトで、まだ情報量はそう多くはありませんが、暮らしのアイディアや、エコに関する情報、学びの機会の紹介など、なかなか面白いサイトです。アドレスは こちら です。夏休みの自由研究に『エコ』を取り上げ、お子様と一緒に勉強してみるのも楽しそうです。まずはトップ頁にあるエコライフ検定から挑戦! ちなみに私は10問中9問正解で不合格!でした。こりゃ厳しいわ…。さて、あなたは何点取れるかな?
車を買おうかどうしようか考え中の方にはこんな本もお勧め!『低公害車ガイドブック2008』 詳しくはこちらをご参照ください。
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