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2009年09月18日(金)受け継がれてきた季節感、二十四節気とは?

200909-02-02.jpg秋の大型連休、皆様いかがお過ごしでしょうか。 『どこまで行っても千円』が適用になる高速道路は、各地で大渋滞が発生しているようですね。確かに家族旅行なら絶対お得!それも遠くへ行けば行くほどお得になります。今まで高速料金を計算して『かかるなぁ~』と諦めていた遠方も、『今のうちに行ってみよう!』と出掛けたくなってしまいます(笑)。お得な分、少々渋滞の苦しみを味わうことになりますが、『千円なら仕方が無いか…』と。前置きはさておいて、秋のお彼岸=秋分の日を絡めた今回の連休。その秋分とは、暦のなかにある二十四節気の一つなのをご存知ですか?今日は古人の知恵、二十四節気についてご紹介します。 

さて二十四節気(にじゅうよんせっき)は、古来から暦の上で使われる季節を表す言葉です。最近では天気予報などでも『明日は二十四節気の白露にあたります…』のように解説されることもあるので、聞き覚えのある方も多いかと思います。私たちが一番良く知っているのは、夏至、冬至、節分、春分、秋分、などでしょうか。普段は気にもせず使う言葉ですが、これらは全て二十四節気に含まれるものです。

 

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もともと二十四節気は、古代中国で生まれたものが日本に入ってきて定着したようです。当時中国で利用されていたのは太陰暦(月の満ち欠けを基準にした暦)。月の周期は平均29.5日ですから、これを基準にすると一年はおよそ354日となり、太陽の動きを基準にした一年よりも11日短くなります。一年で11日足りないと言うことは、8年で88日(現在の暦でおよそ三ヶ月)足りなくなりますから、太陽が司る現実の季節感とは季節一つ分のズレが生じてしまいます。“11月頃猛暑の真っ最中!”と言ったことになってしまうわけですね。いくらなんでもこれでは不便と言うわけで、太陽回帰年(太陽が横道上を一周する時間を一年とする)を24等分し、それぞれに季節を表す言葉を割り振った二十四節気が誕生したと言うことのようです。

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太陽回帰年を24等分と言っても、日数で等分する平気法と実際の太陽の動きによって等分する定気法の二種類がありますが、現在使われているのは定気法です。一年を24等分するのに、なぜ日数で分割するのと太陽の動きで分割するのと違うのか不思議に思いますよね。同じ一年なのに!。その答えは太陽の軌道にあります。軌道が正円なら太陽の動くスピードは常に同じ、従って分割結果は日数での分割と等しくなります。しかし太陽の軌道は楕円形ですので、その動く早さは常に一定ではありません。なので、平気法と定気法に差が出てくることになるのです。

 

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定気法での二十四節気は、夏至、冬至、春分、秋分を基準に割り付けられてゆきます。春分、秋分は太陽の視黄経が0度となったとき、冬至は同じく270度、夏至は90度になったときです。これを基準にそれぞれの期間を8等分、全部で24等分になります。太陽が最も高い、低い、赤道と交わる、この基準となる四点を、二至二分と呼び、これに立春、立夏、立秋、立冬の四立を合わせて八節と言います。

一年は十二ヶ月、そこに二十四節気ですから、およそ二節気で一ヶ月の計算になりますね。月替わりに近いものを節気、月半ばに近いものを中気と呼びます。二至二分は中気、四立は節気になります。では次に二十四の節気を挙げてみましょう。

立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒

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これで一年ですね。よく知っているもの、なんとなく聞いたことがあるもの、初耳?なもの、色々かと思いますが、これを機会に時折気にしてみてください。旧暦を元に作られているので、現代に置き換えると少し季節を先取りしているように感じますが、だからこそ、『もうそんな時期かしら…』と季節の移ろいを感じることが出来るのかもしれません。今月の中気は秋分。これを過ぎると次第に昼間が短くなり、秋の夜長が始まります。いよいよ秋も本番、少しずつ朝晩の冷え込みが強くなり、紅葉前線が山から里へ向かってスタートします。今年もいよいよラスト1/4。元気にスパートしましょう!

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