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2009年12月25日(金)2009年最後の記事。今年一年ありがとうございました。

2009年とうとう最後になってしまいました。早かったような、長かったような、色々なことがありましたね。テレビのニュースで『野党側の対応は…』のアナウンスと共に見慣れた自民党幹部方の映像が流れ、??と一瞬戸惑うのは私だけでしょうか(汗)。今日は年末、お正月準備のお話をしましょう。

お飾りや注連縄(しめなわ)は29日に飾ったり買ったりしてはいけない? 

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忙しい現代、お正月の行事も徐々に簡略化されてきましたが、お正月飾りは皆さんされていらっしゃいますね。お正月飾りは縁起物。31日に飾るのは『一日飾り』と言って葬儀の祭壇を一日で片付けることにつながるとして嫌います。また29日に飾ることは『にじゅうく=二重苦』につながるとしてこれも嫌います。28日は「末広がり」の八であることから、この日に飾るのがベターとする説もありますが、現在では28日までに…と言うのが一般的な慣例のようです。

30日については不思議と聞いたことが無いのですが、旧暦の時代には12月も30日までしかなく、大晦日は12月30日だったようです。日本が西洋と同じ太陽暦(新暦)を使うようになったのは、なんと明治になってからのことなんですね。この経緯を考えると、30日に飾るのも『一日飾り』に近いと言う話になります。せっかく縁起を担ぐのであれば、灰色縁起?はやめておいた方が安全かもしれません。このほか28日以前の大安の日に飾ると言う説もあります。どれも科学的な根拠は無いようですね。迷信と言えば迷信ですが、新しい歳一年の平穏無事や幸せを願う庶民の縁起担ぎ。その意味を理解した上で次の世代に伝えてゆきたいでものです。

まだ時間がゆっくりと流れていた時代、お正月は歳の初めの大切な行事でした。12月も早い時期から着々と準備を進め、新年の歳神様をお迎えし、一年の無事と豊作を願うのが慣わしでした。三が日は商店も店を閉じ、静まり返ったとおりに子供たちのはしゃぎ声が響いていましたっけ。昨今は何もかもが忙しくくなり、元日から営業するお店も多く、お正月らしさも大分薄れてきたように感じますね。

 

『松迎え』、『お正月様』と言う言葉があるのをご存知ですか? 

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昔、門松やお正月飾りはそれぞれの家で用意していました。これに使う松を家人が山に取りに行くこと『松迎え』、『お正月様』と呼んでいたようです。山へ入る日については、12月最初の大安の日、12月13日など地域によって色々な慣習があるようです。その歳の開きの方(恵方)に取りに行くと言う説もあります。そうして取ってきた松を敷地内の清浄な場所に保管し、年末近くになってお正月飾りに使用します。お正月を迎えると言うことと時間をかけて向き合い、大切にしていたのですね。それだけ新年に対する祈りが大きかった、厳しい自然環境の中にあったということなのでしょうね。

この松については、現代でも門松の他、『松飾り』と言って門口に松だけを飾る簡略式、更には神棚に飾ったり、注連飾りにアレンジしたりと様々に使われます。松は一年中緑の葉を着け丈夫で生命力に富み、実は食用に、幹は木材に、とそれこそ何から何まで役に立つ樹木です。現代では門松や注連飾りは一般に『歳神様をお迎えするための目印』と言われることが多いようですが、古くは家にお招きした歳神様の拠り代(よりしろ)として考えられていたようです。地方によっては床の間や大黒柱、米蔵などに大きな松を飾る習慣のあるところもあり、今でも一般家庭の神棚に、松を神様の拠り代としてお祀りする地域もあるようです。それで『お正月様』と言う呼び方を理解することが出来ますね。

 

喪中の場合のお正月飾りは?

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これも最近私の周りで話題になりました。正式にはタブーなんですね。先日書いた『喪中の初詣』と理由は同じです。神様は穢れを嫌うので、喪の家に歳神様をお招きするなど不謹慎と言うことのようです。しかしここでも『喪はいつになったら明けるのですか?』と言うことが大きな問題になってきますね。これはもうご近所や年長の方にお訊ねするのが賢明でしょう。神道では五十日祭が終われば喪は明けると考えるようですが、喪中欠礼案内を出しておいて門松は無いでしょう!と言う考えは確かにあります。本来は故人を偲ぶためにある服喪ですが、どうも最近は一人歩きしてしまっているようです。家庭内ではご家族に違和感がなければ静かにお正月をお祝いすることは差し支えないと言う意見が多いですが、対外的には地域の社会通念に従うことが一番無難と言えそうです。

 

除夜の鐘を聞きながら新しい歳を迎える。その意味は?

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除夜とは古い歳を除く意味から生まれた言葉だそうです。新しい歳にむけ、前年とお別れするための鐘の音と言うわけですね。よく除夜の鐘は108回と言われます。伝統を守る京都のお寺などでは、日の出までにきっちり108回を打つところもあるようです。この108回と言う数字、よく人の煩悩が108あるからそれを一つ一つ打ち消してゆくのだと言われますが、他にも四苦八苦を計算すると108になるとか、12ヶ月24節気72候を加えると108になるだとか、諸説があるようです。しかしお念珠の珠の数も108ですので、何か仏教上意味のあることなのかもしれません。

僧侶の方のお話では、大掃除をして場を清め、新しい歳を迎える準備をし、最後に自らの懺悔をして心を清め、新しい歳を迎えるのだそうです。慌しい日常生活の中では内省する機会も少なくなりました。除夜の鐘の音を聞きながら今年一年に想いを巡らせ、自らに懺悔してみるのも良いかもしれません。どこからともなく聞こえる大晦日の除夜の鐘は、そんな気分にさせてくれる不思議な力があるようです。

 

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このブログがスタートして九ヶ月になります。その時々の話題を担当者で繋いできましたが、並べてみると本当に色々な話題がありますね。これからも気付いたこと、お得情報、エッセイなどなど、『継続はチカラなり』でお伝えしてゆきます。来年もご愛読よろしくお願い致します。読者の皆様、どうぞ良いお歳をお迎え下さい。ありがとうございました。(スタッフブログのスタッフ一同)

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