2010年1月のブログ記事
2010年01月31日(日)塗るだけの火災予防?いいもの見ぃつけた~!
2月を迎えました。昔から『一月行って二月逃げ、三月去る…』と言われますが、確かにこの時期、イベントが多いせいもあるのでしょうけれど、あっという間に月日が過ぎてゆくように感じます。何はともあれ間もなく節分。GLホーム本社のある東京地方では梅の花が開花して、いよいよ春がスタートを切ったようです。

住宅用火災報知器の設置義務、東京都では4月1日から全面義務化されます。
さて、東京都では消防法に定められた住宅用火災報知器の設置義務猶予期限が今年の3月31日で終わります。4月1日からは、全ての住宅で火災報知器の設置が義務となります。この法律の施行要領、詳細については、各自治体によって異なりますが、皆様お住まいの地域では如何でしょうか?今一度確認されることをお勧めします。

火災はやっぱり寒い時期に多いもの
火災は一年の中で冬から春にかけて特に多く発生しています。原因としてはなんといっても気温の低い時期、暖房などの用途に火気や熱源器を使用する機会が多いこと。更に気温が低くなることで、空気の絶対湿度が下がりドライな環境になることが上げられます。これから春に向かう季節では、少しづつ気温が上がって寒さが緩み、気持ちもちょっと緩んでしまったり、暖かいが故にストーブを消し忘れてしまったり、案外火災のリスクが高くなります。更には春の乾燥した強風も火災の被害を大きくする原因の一つ。気をつけたいですね。

今日ご紹介するいいもの見ぃつけた!は塗る火災予防『ハイショーカー』
とても不思議で手軽な防炎剤です。水溶性でDIYでも簡単に施工可能。しかもとってもリーズナブル。しかしその防炎性能というか消火性能にはびっくりさせられます。まずは動画でその性能をご覧下さい。動画で消火実験を見る この動画は、ハイショーカーを製造しているメーカーさんの制作によるものです。
ハイショーカーは無色透明無臭の若干とろみのある水溶性の液体。難しく言うと『無機質系内部浸透防炎消火液』と言うことになるようです。ガスは発生せず、厚生労働省による規制対象物質の配合もありません。もちろんアスベスト、重金属などの毒物も含まれていません。カーテン、障子、襖、畳等に塗布して乾かすだけで施工完了です。

こんなところに使えば安心安全!
『危険と言えば危険だけど他に方法もなく・・・』と見てみぬふりをしていることが多いのはキッチン周りの小窓カーテン。IHクッキングヒーターなど、直接火を使わない加熱調理器具が大分出回ってきたとはいえ、まだまだ直火のガスコンロが圧倒的多数です。流し台周りの小窓に目隠しのカフェカーテンやロールスクリーンをされているご家庭は決して少なくありません。外から中が見えない型板ガラスの窓でも、窓を開けた際の視線が気になってカーテンをつけるケースが多いですね。
通常は大丈夫な距離でも、ブランデーでブォ~ンと炎が上がったり、油の温度が上がって火が入りそうになったり、なべが焦げて過熱状態になったりと言う緊急事態の時、薄くてふんわりとしたカフェカーテンなどは火災誘引の大きな原因になってしまいます。火は上に燃え上がる性質がありますので、火災などの際、垂直面にある燃えやすいものは一気に天井へと炎を導く要因になりとても危険です。 こんなところでハイショーカーは心強い見方になってくれそうですね。

和室の障子も要注意アイテムの一つ。
細い木製の桟に紙を貼っただけの障子。日本人の生活の知恵がギュッと詰まった優れたインテリアアイテムですが、一方では燃えやすいものの代表選手みたいなアイテムでもあります。せめて紙の部分だけでも燃えにくければ、炎が一気に天井に上がるのを防ぐことが出来ますね。万が一の為に防炎加工をしておきたいところです。先にご紹介した動画を見ていると、火気使用室の壁全部にハイショーカーを塗っておけば安心かしら?なんて思ってしまいます。日曜大工で手軽にリーズナブルに施工できそうなところが嬉しいですね。
ハイショーカーのお問い合わせは株式会社フジヤマさんへどうぞ。
また、住宅用火災報知器をまだ設置していない方はお近くのGLホームでも取り扱っていますのでお問い合わせくださいね。
くれぐれも火災にはご用心!
Writen by Y
2010年01月24日(日)決まるかな?住宅エコポイント制度!
今月18日から始まった第174回通常国会。報道で見聞きする限りでは、政権与党幹事長の政治資金疑惑やら首相政治資金疑惑で騒がしく、なかなか政策議案の審議は始まらないようですね。しかしながら今国会に上程される平成21年度第二次補正予算案の中には、住まい作りを考え中のみんながちょっぴり期待している『住宅エコポイント制度』の創設が含まれています。この第二次補正予算案が成立しないと、『住宅エコポイント制度』も絵に書いた餅になっちゃう…。ゼロの数が桁違いな政治家のお金の話に比べたらあまりに小さな僅か30万ポイントですが、庶民にとっては『されど30万ポイント』。早く成立して欲しいですよね。

と言うわけで国土交通省からは、あくまでも『平成21年度第二次時補正予算案が成立したら』と言う条件付ではありますが、住宅エコポイント制度の中身が発表になっています。予算案が成立してから制度を作っていたのでは間に合いません。成立したらすぐに対応を開始できるよう、この制度の案が閣議決定された段階で「成立見込み」として制度を整えておくのです。今回の制度は『明日の安心と成長のための緊急経済対策』の中の一制度として、昨年12月8日に閣議決定されています。やれやれ官僚さんも大変ですね…なんて感心している場合ではありません。ではさっそく、二次補正成立見込みでほぼ確定の『住宅エコポイント制度』をご説明しましょう。
『住宅エコポイント』でどのくらいお得?何と交換できるの?
一定の条件(別途定められたエコ基準など)をクリアしたエコ住宅を、定められた期間内に新築した場合、1棟あたり一律30万ポイント(1ポイント=1円相当)が付与されます。このポイントは、エコ家電の購入でもらえるエコポイント同様、換金ではなく事務局を通じて設定された交換商品(各種商品券、地域産品など)との交換となります。現在運用されている家電エコポイントでは『グリーン家電エコポイント事務局』がこれらの運営を行っていますが、住宅エコポイントについては第二次補正予算が成立した後、公募により新たに別の事務局が決定されるようです。従って住宅エコポイントでは、同じエコポイントでも現在の家電エコポイント交換商品と交換できるようになるかどうかはまだ解りませんが、ポイント数も大きくなることから、より多様な交換商品の多様化が予定されているとのこと。楽しみですね。

ここで特筆すべき点が一つあります。住宅エコポイントでは、付与されたポイントを、当該工事を行った業者の追加工事費用に充当することが可能になるようです。ポイントの申請は工事完了後ですから、後付のパーツなどを敢えて後に残しておいて、エコポイントを使って追加工事で取り付ける…なんてワザも考えられそうですね。或いは商品券と交換してインテリアグッズや家具などの購入代金に充てるも良し、ちょっとしたボーナスになること請け合いです。
どんな住宅がエコポイントの対象になる?

新築住宅においては以下の①、②の何れかをクリアした住宅が対象となります。
①省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)のトップランナー基準(住宅事業建築主の判断の基準)相当の住宅
②『省エネルギー性に関する基準(省エネルギー対策等級4)』(平成11年基準)を満たす木造住宅
いずれの基準も何やら数値が沢山でてきて解かり難く、内容をここでご説明するのは煩雑になってしまいます。 詳しくは、ジーエルホームにお問い合わせ下さいね。
また、今回の住宅エコポイント制度は、リフォームにも適用されます。適用される工事内容や面積などにより、細かくポイント数が設定されていますが、合計での最大付与ポイント数は30万ポイントと新築の場合と同じです。
住宅エコポイントの発行対象となる工事の期間は?

この制度は期間限定です。制度を利用できるのは、新築住宅の場合、平成21年12月8日(閣議決定の日ですね)以降平成22年12月31日までに着工した物件で、かつ平成21年度第二次補正予算が成立した日以降に工事が完了し、引き渡された物件となります。またポイントの登録申請はエコリフォームが平成23年3月31日まで、新築住宅では平成23年6月30日まで(一戸建ての住宅)、共同住宅では平成23年12月31日(一部特例あり)です。ポイントの交換期限は平成25年3月31日まで(エコリフォーム、エコ住宅の新築とも)ですのでお忘れなく!
家電エコポイントでは、交換商品についても予定数量になると取り扱い中止になるものが出ています。早い者勝ち?
予算枠一杯になったら期限内でもポイント付与は終了!もしかして早い者勝ち?

住宅エコポイントを付与する基準や仕組みについてはほぼ決まっているのに、そのエコポイントの使い方のほうはまだ不確定部分が多い印象を受けますね。二次補正予算が成立しないと実際の事業に着手できないため、事務局の選定が出来ないと言うのがネックのようです。しかしのんびりしてはいられません。国土交通省は説明の中で『※申請期限の前に発行予定ポイントまで発行した場合は、上記期間によらずポイント発行を終了します。』 としています。予算規模がどのくらいで、凡そ何件程度の申請枠を想定しているのか詳しいことは解りませんが、お得は急げ! 期限内なのにポイントもらえなかったら悲し過ぎますよね。
とにかく平成22年は住宅取得メッチャお得年となりそうです。このチャンスを逃さないように、まずはプランを立てて概算見積を取ってみてくださいね。決断は資料が揃ってからじっくり考えて…。あぁ、私もお金と土地があったら今すぐにも家を建てたいんだけど…。
『どんなものが幾ら位で建つのか?』まずはご相談からスタート。お近くのジーエルホームでお待ちしています。
Writen by S
2010年01月11日(月)寒い季節を暖かく過すコールドドラフト対策。
今年は一月五日が暦の上での小寒(二十四節気)でした。この日から節分までの間を寒中と言い、一年で一番気温が低く厳しい時期と言われます。今年の立春は二月四日。その前日が節分と言うことになります。外は雪が降っていても、一年で一番寒い時期でも、『新春』とか『立春』とか言葉を耳にすると『春遠からじ…』と言う気分になるから不思議ですね。今日は寒い時期を快適に過すためのちょっとしたテクニックをご紹介しましょう。
コールドドラフトと言う言葉をお聞きになったことがありますか?

コールドドラフトとは室内の下降冷気のことを言います。断熱性能の高い外壁面に比べ、窓部分はどうしても熱損失が大きくなります。冷たい窓ガラスに触れて冷やされた空気は、暖房器具などで暖められた室内空気よりも比重が重くなり、窓の下を床面へと下降移動し、更に床面を這って広がってゆきます。テーブルの上に水の入ったグラスを置き、ドライアイスを入れると白い煙が湧き上がり、下へ下へと這うように広がってゆきますね。コールドドラフトの動きはこれに似ています。
暖房の室内温度は24度なのに、なんだか足元がヒンヤリする、スースーする。隙間風は無いはずなのに、薄ら寒い…などなど。これらはコールドドラフトが原因の場合が多いのです。これを解消すると、室内温度が同じでも、グッと暖かく感じられるようになります。
コールドドラフトを防ぐ対策は?

コールドドラフトを防ぐ方法は二つあります。一つは窓面の熱損失を少なくし、空気が窓で冷やされないようにすること。そうすれば下降移動気流そのものの発生を抑えることが出来ます。例えば断熱性能の高いペアガラス、樹脂や木製のサッシなどにする。窓面にエアキャップなどの断熱材を貼り付けるなど。これで大分効果がありますが、サッシを取り替えるのは簡単ではありませんし、エアキャップ(俗称プチプチ)を貼ると視界が悪くなるのが難点です。またペアガラスでも、外気温が氷点下まで下がるような場合には、やはり外壁面に比べ熱損失が大きいことは言うまでもありません。
もう一つの方法は、下降気流が室内に広がってこないようにシャットアウトする方法。最も簡単なのは、カーテンですが、通常カーテンは床スレスレの長さにしますね。また腰高窓(掃き出しではない窓)の場合、窓下端から15~20cm程度の丈にするケースが殆どです。しかしコールドドラフトは気流ですから、これでは防ぎきれず床を這って広がってしまいます。しかしカーテンの丈を5cm伸ばしてみてください。ちょっと引きずるくらいの丈です。これが案外効果的。裾がしっかり床に着いていると、気流の動きは大きく制約されます。腰高窓のカーテンも同様に床にしっかり着く長さにします。冷えて下降してきた空気が床に広がらないようにする工夫です。
カーテンの丈を調整することが出来る優れもの『アジャスターフック』

最近のカーテンでは脂製の『アジャスターフック』を使用しているものが多くなっています。これはフックを調節することでカーテンの丈を数センチの範囲で調整可能にするものです。掃き出し窓に関しては、現在お使いのカーテンフックがアジャスターフックであれば、これを調節するだけで、コールドドラフト対策が可能かもしれません。暖かい季節になったら、また元の丈に戻せるのもアジャスターフックの嬉しいところです。カーテンそのものが冷えてしまうような薄手のものの場合、今度はカーテン表面で弱いコールドドラフトが発生してしまいます。カーテンの生地はなるべく保温性の高いふんわりした厚手のものが良いですね。カーテンに金属製のフックが着いていた方も諦めないで下さい。インテリアショップなどでアジャスターフックを販売していますので、これを購入して付け替えてしまえば、その恩恵にあずかることが出来ます。
オイルヒーター(ラジエタータイプ)の効果
コールドドラフトをシャットアウトする方法としては、北欧などで長く使われてきたパネルヒータが最も優れた方法と言えます。これを窓の下に設置することで、窓面で冷やされて下降してきた気流を暖めて再びアップ。室内にコールドドラフトとして広がることをほぼ完全にシャットアウトします。これで室内での温度の感じ方は大きく変わってきます。『パネルヒーターを使うと、すごく暖かいと言うわけではないけれど、寒くなくなる』と言われる理由の一つとして、この冷気の遮断効果は重要です。寒冷地で生まれた非常に合理的な暖房方法ですね。だから北欧製のパネルヒーターは小型なものでもワイドが大きいわけです。窓幅一杯に設置してこそ効果を発揮してくれると言うことなのですね。パネルヒーターを効果的に使うには、必ず窓の下に設置すること。お忘れなきように!
寒中お風邪など召されませんように、是非一度お試し下さい。
Writen by K
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2010年01月11日(月)冬至を過ぎて三週間。日の出が遅くなったような気が...?
新しい年を迎えて早くも十日。季節は寒に入って一年で一番寒さの厳しい季節を迎えています。それでも新年=初春を迎えると、なんとなく気分が華やいで春が近いような、底を打ったようなウキウキ感がありますね。
ところでふと思ったのですが、夜明けの時間って冬至の頃より遅くなっているような気がしませんか? 冬至から既に三週間も経っているのに。確かに夕方は大分明るい時間が長くなったように感じます。なんだか不思議ですよね。今日は普段気にすることも無い、そんな大自然のナゾを紐解いてみることにしました。
夜が一番長いのは本当に冬至の日?
我が家の年寄り曰く『そんなことは当たり前だ!夜明けが一番遅い日は冬至より後にズレることになっておる。その分日暮れが伸びるから、夜が一番長いのは冬至の日で正しい。太古の昔からの決まりごとだろう!ったく今時の若いモンはそんなことも知らんのか!』と一蹴されてしまいました。『爺ちゃん、それホンマかいな?』
と言うワケで調べて見ると…。

東京地方、平成21年12月冬至の前後で一番日没が早いのは、11月29日~12月13日の15日間。16:28の日没(一分単位表記)です。アレ?今年の冬至は12月22日ですから、冬至の日に日没が一番早い訳ではないのです。
更に日の出が一番遅いのは、平成22年1月元日~1月13日までの13日間。6:51(一分単位表記)の日の出です。どうやら我が家の年寄りの言うことは正しかったようです。これにはびっくり。
では実際に昼間の時間を計算して見ましょう。
まず日没が一番早い時期の真ん中の日=12月6日を計算します。日の出6:36、日の入16:28で日中の時間は9時間52分。
次に冬至の日=12月22日を計算してみます。日の出6:47、日の入16:32で日中の時間は9時間45分。
日の出の一番遅い時期の真ん中の日=1月7日を計算すると。日の出6:51、日の入16:43で日中の時間は9時間52分。
やはり日中の時間が一番短いのは冬至の日なのですね。 この時刻のズレは、太陽の軌道が正円ではないこと、地球の自転軸が少し傾いていることによるのだそうです。上記日の出、日の入の時刻は国立天文台のホームページはに詳しく掲載されています。上記計算例では東京地方の数値を使っていますが、全国各地の日の出、日の入の時刻も調べることが出来ますので、お住まいの地域の数値でも計算してみてくださいね。

夕暮れが少し遅くなったように感じるなぁ…と思っていたら、なんと一番日の入が早い頃(16:28)から比べると、成人の日の1月11日では16:47。およそ20分も日暮れが遅くなっているのですね。一方日の出の方は冬至から4分ほど遅くなっています。でも朝のお目覚め時に外が暗いとなかなか元気が出ませんね。『まだ夜じゃないの…』と思ってしまうのは私だけでしょうか?
日の出、日の入時刻の一覧表を見ていると、共に極点(一番遅い時、一番早い時)に達している期間は二週間程どですが、その前後は殆ど2~3日ごとに1分の割合で時刻がズレてゆきます。こんなに変化しているのですね。大自然の仕組みの偉大さ、不思議さに気付かされた気がしました。
太陽は正午に南中すると思っていましたが…

国立天文台の日の出、日の入時刻一覧表には、このほか太陽の南中時間、太陽高度が記載されています。これを見ると東京地方に限って言えば、一年を通して太陽が正午に南中することは無いようです。こちらも一年を通じ徐々に時間がズレて行くのですが、一年の中で南中する時間が一番早い時期は10月23日~11月24日の間。なんと午前11時25分には南中してしまうのです。一番遅い時期は2月1日~2月22日で、それでも午前11時55分。日本列島は南北に長いですから、緯度が変われば南中時間もズレるはず! 日本標準時の基準となる明石の近くなら正午に南中するかも?と調べてみると、兵庫県(神戸)では4月10日頃に数日間正午に南中していることが解りました。
日本の各地を比べてみると、日の出、日の入時刻がこんなに違う!
以前京都に住む友人が遊びに来た折、『東京は日暮れが早いんやねぇ~』と言っていたのを思い出し、冬至の日の各地の日の出、日の入時刻を調べてみました。

北海道(根室) 日の出6:47、日の入15:45で日中の時間は8時間58分。
福島 日の出6:50、日の入16:23で日中の時間は8時間33分。
東京 日の出6:47、日の入16:32で日中の時間は9時間45分。
京都 日の出7:01、日の入16:50で日中の時間は9時間49分。
山口 日の出7:16、日の入17:09で日中の時間は9時間53分。
福岡 日の出7:18、日の入17:14で日中の時間は9時間56分。
鹿児島 日の出7:14、日の入17:19で日中の時間は10時間05分。
沖縄(那覇) 日の出7:31、日の入17:43で日中の時間は10時間12分。

いやはや驚きました。日の出で最大約40分、日の入で最大約1時間、日中の長さで最大約01時間15分も差があるのですね。それぞれの地域にそれぞれの気候風土に合わせて育まれた暮らしがある。そんな思いを新たにしました。
照明や空調でコントロールされた環境に居ることの多い現代人。ついつい忘れてしまいがちな自然の営みに思いを馳せると、なんだか気持ちが大らかになるような気がします。国立天文台のホームページにはこのほかにも興味深いデータが色々掲載されています。忙しくてイライラ、ストレスでカリカリしたら、ちょっとのぞいてみては如何? 国立天文台天文情報センターホームページはこちら
Writen by SS
- |季節|
2010年01月01日(金)2010年明けましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。

いよいよ2010年、平成22年がスタートしました。平成になってもう22年なのですね。小渕内閣官房長官(後の総理大臣)が『平成』と大きく墨書きした半紙を持ち、記者団に向かって『新しい元号はヘイセイです!』と緊張気味に話しておられたのがついこの間のことのように思い出されます。(年齢がバレバレ?(笑))
さて新年一回目のスタッフブログはやはり新年の話題にしましょう。前回に引き続いて現代に伝わるお正月、新年のしきたりについてお話しましょう。
お屠蘇について。一家で飲む順番に決まりがある?
新しい年を迎えるとまずすることがありますね。そうです。一家揃ってお屠蘇を頂くことですね。ところでこのお屠蘇、屠蘇散(とそさん)と言うブレンドされた生薬を漬け込んで作る薬酒だと言うことをご存知でしょうか?『そんなこと当たり前でしょう!』と言う方と『へぇ~、そうなんだ…』とおっしゃる方と両極端ですよね。それもそのはず、もともとこの屠蘇散を使った薬種を正月に頂く習慣は西日本以西のものだったようです。その他の地方では、正月に飲む祝い酒のことを『お屠蘇 』 と呼んでいるところが多いそうです。関西系の私にはこの話の方がよほど『へぇ~、そうなんだ…』でした(笑)。
屠蘇散(とそさん)には一般に、白朮(びゃくじゅつ)、桔梗(ききょう)、山椒(さんしょう)、防風(ぼうふう)、桂皮(けいひ)、陳皮(ちんぴ)、丁字(ちょうじ)などの生薬がブレンドされているようです。漢方的には、身体を温め、胃腸を整え、気管支やのどを保護する働きもある処方だそうですが、お屠蘇をちょこッと頂いて、「効く」と言うレベルの話ではなさそうですね。古来お屠蘇を元日に頂くと一年間健康でいられるとされ、もっぱら邪気払いの行事、風習として伝え継がれていると言った方が正しいのかもしれません。
さてこのお屠蘇。みなさんの家では誰が一番最初に頂いているでしょうか? 昔から伝わっている風習だし、当然家長jから順次家族に下りて来るものだと思っていたら、全然違いました。年少者から飲みまわしてゆくのが正式なのだそうです。もちろん現代でも家長からとする風習もあるようですが、そのようになったのは殆どが明治以降のおはなし。年少者から飲みまわす理由としては、毒見の意味があったのではないか…とか、若者の生気を年長者に送る意味がある…とか言われているようですが、本当のところは定かではありません。
もう一つ面白い話を聞きました。屠蘇散(とそさん)と言う薬種を使ってお屠蘇を造りますが、その出がらしと言うか、使い終えた薬種を井戸に投げ入れ、その水を飲んでいると一家が無病息災であるとする習慣があるのだそうです。もちろん物理的に考えれば、お屠蘇の出がらし程度の量を井戸に入れても、飲料水に浸出する薬種の成分濃度は限りなくゼロに近いものでしょう。その昔、貴重な薬種を無駄なく使いきり、香りを楽しみ、縁起を担ぐ生活の知恵だったのかもしれません。現代では井戸そのものが殆ど飲料水として使われなくなっていますので、こんな風情のある慣わしも消えつつあるのでしょうね。一度屠蘇散(とそさん)をお水で抽出してみましょうか。桂皮(シナモン)や丁子(クローブ)が配合されているので、爽やかな芳香があります。ちょっとした和製ハーブウォーターになるかもしれません。
お正月のお飾りって何時まで飾っておく? 後始末はどうすれば良い?

最近若い方から良く訊ねられる話題です。地方によって習慣に差があるようですが、一般的には松飾(門松、輪飾りなど)は松の内と言って七日まで飾っておきます。或いは15日の小正月まで飾っておくと言う地域もあるようです。また鏡餅では、鏡開きと言って11日に下ろし、この日にぜんざいにして餅を食べると言うのが一般的です(実際にぜんざいを作っているかどうかは疑問ですが…)。これも地方により異なる習慣があり、20が鏡開きと言う地域もあります。気温の高い地域では、松も餅も傷みが進みますので、飾る期間が相対的に短いように感じます。現代住宅の暖かい室内で生の餅を20日も飾っておいたら、それこそカビだらけになって青い鏡餅になってしまいそうですね。
一番問題なのが下ろしたお飾りをどうするかですね。そもそもは地域の氏神様へ持参し、どんど焼きに持ち込んでお焚き上げするのが正式ですが、現代、特に都市部では集合住宅も多く、『氏神様って何?』と言う方も少なくありません。かといって庭先や道端でお焚き上げをすると、ご近所とのトラブルに発展しかねません。では一般ゴミとして生ゴミと一緒に捨てる?それもちょっと気がひけて、『どうしたら良いのでしょうか?』となるわけです。
現在初詣を受け入れている神社仏などでは、その多くがお正月飾り、破魔矢、お札などのお焚き上げを受け入れてくれます。初詣期間中にどんど焼きを行い、前年のお札や破魔矢などに限って受け入れているところもありますし、15日又は任意の日に行事としてお焚き上げ(どんど焼き)を行い、松飾なども受け入れてくれる所もあります。もちろん個人の考え方次第ですので、気にならなければ燃えるゴミとしても差し支えないでしょう。しかしお飾りは神様の依り代とする考えもあります。少々気がひける場合は、氏神様ではなくても近所の神社仏閣のどんど焼きでお焚き上げして頂くのが無難な選択です。大型の門松などは設置してくれた業者さんが引き取って処分してくれます。
僧侶の方のお話では、最近はどんど焼きについてもご近所から苦情が来たり、色々とうるさくなって大変なのだそうです。更にお参りに来られる方も、人形とか剥製、いわれのあるものなど、ゴミに出すのに気がひけるものをどんどん持ち込まれるのだそうです。お正月飾りやお札なら、殆どが自然のもので焼いても灰になるだけですが、人形や樹脂製のもの、金属、ガラスなどが一緒に持ち込まれていると、有毒ガスが出たり、異常な燃え方をしたり、燃えカスが残ってこびりついてしまったり、灰を処理する祭に怪我をしたりと危険なケースも少なくないのだそうです。お焚き上げをお願いする際には、業者ではなく、僧侶や神職さんが直接お焚き上げして下さることを考え、ルールを守ってお願いするようにしたいものですね。お賽銭箱がある場合は、気持ちをお納めしてくる心遣いもお忘れなく。
希薄になり、簡略化されつつあるとは言え、まだまだ現代に伝え継がれる伝統行事、習俗は少なくありません。伝統行事や習俗は、それぞれ意味があって先人たちが生み出してきたものです。慌しくストレスの多い日常生活の中、これらの行事を通じて時間がゆっくり流れていた時代の気分を味わってみるのも良いかもしれません。2010年はどんな年になるのでしょうか。素敵な一年でありますように…。
Writen by Y
- |季節|
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