2010年03月22日(月)近頃よく耳にする『エコキュート』って?
『暑さ寒さも彼岸まで~』のお彼岸ですね。もう真冬の寒波は来ないかな? 北の地方ではまだ雪の降る日もあるのでしょうね。それでも太陽の光は確実に力強さを増しています。GLホーム本社のある東京地方は、コブシの花が咲き始め、ソメイヨシノの開花も秒読みのようです。お花見が楽しみですね。
『エコ』の付く言葉、いくつ挙げられますか?

エコライフ、エコバッグ、エコキュート、エコカー、エコジョーズ、エコウィル、エコリサイクル、エコ運転、エコナビ…。 鳩山首相による突然のCo2の25%削減目標発言以来、世の中にはエコが氾濫しています。時代の波に乗り遅れまいと何でも『エコ』を付けてイメージアップ!の感が無きにしも非ずですが、省エネやリサイクルに関心を持つことは良いことですね。高度経済成長時代に使い捨て文化を経験し、日本人が大切にしてきた『もったいない』と言う概念を忘れてしまった私たち。必要なものは必要です。でも必要以上に地球の資源を浪費することは、やっぱり自然に対する人間の傲慢さと言うことになってしまうのかもしれません。昨今の『エコ』ブームも掛け声とイメージ戦略だけに終わらないよう実のあるものにしてゆきたいですね。
今日の話題はエコキュート

みなさん『エコキュート』ってご存知ですか? キュートなネーミングですね(笑)。耳にされたことがある方は多いのではないかと思います。でもそれが一体何なのか、良くご存知の方は少ないようで…、今日はエコキュートについて少しお話してみたいと思います。
エコキュートの語源はエコ給湯、即ち給湯システムのエコバージョンと言った意味合いのネーミングのようですね。エコキュートとはその名の通り、電気による貯湯式給湯システムの名称なのです。しかもこのエコキュートと言う給湯器、給湯システムとしての名称は、関西電力さんの登録商標なんです。いやぁこれは知りませんでした。うっかり『これも我が家のエコキュート!』なんてコピーを書くと注意されてしまうかもしれません(>_<)。クワバラクワバラ…(笑)。
電気貯湯式給湯システムなら以前からあったはず。最近あまり見掛けないと思ったけど…?

最近よく見聞きするようになったエコキュートは、もちろん以前の貯湯式電気給湯システムとは違います。『エコ』が付いているのですからエコに進化したことは間違いありません。では何がエコなのでしょうか?メーカーのカタログや巷の評判では、ランニングコストがガス給湯器の1/5とも1/6とも言われていますね。電気の使用量も従来型の1/3と謳われています。深夜電力を利用するのは従来型も同じ、では一体どうしてこんなに大幅な省エネが実現できるのでしょうか?
従来とはお湯を沸かす仕組みが異なるエコキュート

そのヒミツはお湯を沸かす仕組みにあります。従来型の 貯湯式電気給湯システムでは、電気を熱に変えて直接お湯を沸かしていました。電熱線の簡易電気コンロでお湯を沸かすのと同じ原理です。効率は良くありませんが、コストの安い深夜の余剰電力を利用していたため、効率の悪さがデメリットになりにくかったのです。ところが今回のエコキュートは、同じ深夜電力を利用していますが、お湯を沸かすのは電気で作った熱ではありません。大気中の熱エネルギーを集めてお湯を沸かすのです。これはヒートポンプと呼ばれる技術で、冷蔵庫が冷えるのと原理的には同じ仕組みです。電気はお湯を沸かすと言うよりも、むしろ主にヒートポンプシステムを動かすために使われると言っても良いかもしれません。だからこそ大幅な省エネが実現できるのです。
更に貯湯タンクの保温性能も飛躍的に向上しています。あるメーカーの製品では12時間保温してたった5℃しか冷めないそうです。これは魔法瓶よりすごい数値ですね。愛用中のステンレス魔法瓶もこれくらいの性能だと良いのですが・・・。もう一つ、システムにはマイコンが搭載され、使用量を大きく超える無駄な湯沸しをしないよう、使常時用量の統計取り、常に適切な貯湯量を管理する。万が一お湯が足りなくなるような場合は、すぐに追加で沸き足し出来る機能も付いています。シャワーの途中でお湯切れして突然水!なんてことはありません。『貯湯式電気給湯システムはタンクが大きくて邪魔!』の声を受けて、いまどきの貯湯タンクは冷蔵庫のようなカタチで、以前のものに比べたらかなりコンパクトです。なるほど進化してますね。
現在の機器ではファミリー世帯の方がメリットが出るようです。

電機メーカー各社が作っているエコキュート機器。価格も100万円を切り、小型のセミオートタイプなら、小売希望価格で60万円台のものまで出てきました。発売当初から比べると、大分価格もこなれてきている気がします。一般家庭の光熱費のうち給湯に使われているのはおよそ1/3と言われています。現在使っているガスの給湯器が壊れたとしてちょっと試算してみましょう。
エコキュート機器の寿命を10年として、機器を購入して設置工事までのイニシャルコストを100万円としましょう。ここから一般的な壁掛型20号ガス給湯機の設置工事込み実勢価格20万円を差引きます。するとエコキュート採用の場合の一年間の償却金額は約8万円、一ヶ月あたり約6,600円になります。 と言うことはこのケースの場合、一ヶ月あたりの給湯を含む光熱費が6,600円以下のご家庭では経済的なメリットは望めないと言うことになりますね。もちろんCO2削減やエコに参加する意義はとても大きいですが、単身やカップルだけのご家庭には、まだちょっと負担が大きいかもしれません。 貴方のご家庭では如何でしょうか?今後普及に伴い機器の価格が下がれば、グッと身近になることでしょう。
いずれにせよコストゼロの大気熱を利用してお湯を沸かすシステムは、燃料を使ってお湯を沸かすより環境負荷が小さいことは間違いありません。今すぐ飛びつくかどうかは別として、今後もしっかり注目してゆきたいですね。
Writen by S
GLホームへのお問い合わせ
- 住所:
- 〒136-0071
東京都江東区亀戸1丁目5番7号 日鐵NDタワー - TEL:
- 0120-7109-24(なっとくツーバイフォー)(フリーダイヤル)
管理人
![]()
GLホーム本部スタッフブログへようこそ。
カレンダー
カテゴリー
最近の記事
月別バックナンバー

