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2010年05月15日(土)総取り替えにはまだ早い?LED電球最新事情

201005-02-04.jpgこのコーナーでも三月末にご紹介したLED電球。最近家電量販店などで販売されているばかりではなく、スーパーやレストランなどのお店で実際に設備としてLED電球を使っているシーンをちょこちょこ目にするようになりました。やはり低価格化が一気に普及を後押ししている印象ですね。前回ご紹介してからわずか二ヶ月弱ではありますが、リニューアル版のエコポイント制度や超低価格になった電球タイプの蛍光灯ランプと併せ、LED電球の最新事情をご紹介しましょう。 

 

 二ヶ月も経たないのに、もう¥1,980円! (写真の商品が¥1,980円という事ではありません)

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前回三月半ばに取材していた頃は、¥2,980円で『安くなったなぁ・・・』と感心。この価格なら一気に普及が進むかな・・・と思っていたのですが、先週ホームセンターに買い物に行ったら、なんと¥1,980円で売っているではありませんか!(調光非対応タイプ) 一月半で約30%の価格下落はいくら普及段階と言っても凄いことですね。昨年六月、このコーナーでに最初にLED電球をご紹介してから今年の三月まで、およそ半年間で実勢価格は半値以下になりました。それだけでもかなりびっくりしたのですがまだ下がる?

政府のエコ推進政策や、これに連動する企業の本格的な技術開発、メディアによるプロモーションなどの相乗効果で、今やエコは『社会人のジョーシキ』になりました。『エコ』の中でもCo2削減に関連する省エネは、単なる価値観にとどまらず、実践すると具体的にお財布に優しいのが嬉しいところ。昨年の原油高騰、リーマンショック以来の景気低迷や、少子化による国内経済規模縮小のトレンドに刺激された節約志向ともマッチし、今後ますます盛り上がりを見せそうですね。

 

リニューアルエコポイント制度では、交換率が2倍になってとってもお得!

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四月から始まったリニューアルエコポイント制度。大きな変更点は、(1)お店でポイント申請を代行してもらえること。(2)LED電球、充電式乾電池など特定商品への交換率が二倍(1ポイント2円相当)に改訂されたこと。 これは大きいですね。一個三千円と言われると、試しに一つ二つは考えても、『家中のダウンライトの電球を一気に交換!』とまではなかなか思い切れません。でもエコポイントで交換出来て、更に交換率が200%となると、『この際一気に総取り替えを!』 と考える方もありそうです。

あるお店では、大型の液晶テレビを購入したお客様が、獲得したエコポイント全額をLED電球に交換されたとか。仮に1個¥3,000円として21,000ポイントで14個、¥42,000円分のLED電球が入手できるわけです。なるほど、これなら『この際一気に総取り替え!』も良いかもしれませんね。

 

供給サイドのLED電球事情は?

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ある調査によると、LED電球の販売個数は昨年四月を1として、約一年後の今年三月時点でおよそ600倍。平均販売価格はおよそ¥8,000円から¥3,000円へと変化した模様。生産数量が一気に増えれば大量生産メリットで価格が下落するのは当然と言えば当然。ところがLED電球の価格下落には、低価格路線をひた走る新興メーカーの存在も大きな要因となっているようです。(右写真はアイリスオーヤマの商品)

LED電球の発光体部分はどのメーカーもほぼ同じ製品を使って作るのだそうで、蛍光灯電球などと異なり、製造に必要な技術的ハードルはあまり高くないのだそうです。そういえば、先頭を切ってLED電球を商品化していたのは、ベンチャー精神旺盛な中小企業でしたね。そんな特性から、現在の市場を形成している日立、東芝、パナソニックなどの大手電機メーカに加え、新興勢力と言われる他業種からの参入や、中堅メーカーの参入も多く、電球の歴史を変える大きなアイテムに数多くの企業が激しい競争を繰り広げているようです。

 

二極化する商品構成、年末には1個千円も登場?

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このLED電球、宣伝のうたい文句にもあるように、長寿命が特徴の一つです。10年は使える!と言うことは、一度購入した消費者が交換の為に買ってくれる可能性はかなり低いという事になります。作る方にとっては先手必勝!とにかくLED電球のついていない日本中の電球ソケットに、一つでも多く自社の製品を取り付けて貰う事が勝負になるわけですね。一度取り付けられたら10年後まで交換は難しい訳ですから。

そこで大手メーカーは『高品質、高性能、それなりの価格帯維持』を目標としているようです。一方新興メーカーでは海外の生産拠点のフル活用などで『低価格、基本性能、安全性の確保』を目指し、大手メーカーに挑んでいます。新興メーカーでは販売ルートもいわゆる家電販売店に限らず、ホームセンターやドラッグストアなどより日常的な場面での商品提供を展開しています。私が¥1,980円の製品を見かけたのもホームセンターでした。関係者の話では、『年末には1個¥1,000円程度の商品も出てくるかもしれない。』との事でした。

 

 

大幅な価格下落は蛍光灯電球にも…

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急速に普及するLED電球の陰で、電球型蛍光灯にも価格破壊が起きていました。100円均一ショップ(以降百均)で電球型蛍光灯を見つけたのです。最近の百均は百円ではない商品も増えてきています。これは200円?300円?と見回したのですが、特別な値札がありません。店員さんを探して『これ、おいくらですか?』と聞くとあっさり『百円です!』 ホントに? だって家電量販店では安売りでも1個数百円はします。 ちゃんと60w相当と40w相当とそろっています。 別の店員さんが通ったのでもう一度聞いてみました。『これ、百円ですか?』 やはり『ハイ、百円です。』 レジに行ってみてもやはり百円でした。 いやはやびっくり。

 

百均で見つけた電球型蛍光灯も消費電力はかなりのエコです

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百均の電球型蛍光灯、早速買ってみました。欠点は点灯直後から本来の明るさに達するまで少々タイムラグがあることでしょうか。あと頻繁な点滅には不向きという特性もあります。しかし消費電力は40wタイプで8w、60wタイプで12wでした。LEDでは60w相当でおよそ7w そんなに大きくは変わりませんね。定格寿命は3,000時間とありました。LEDは40,000時間とありましたので、これは桁が違います。でも値段も桁が違います(笑)。3,000時間の百均電球を13個買うと39,000時間。値段は¥1,300円。下世話な計算ですが…。

 

LEDに総取り替えする?しない?

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環境負荷という観点で考えると、蛍光灯ランプは水銀などの有害物質が使われており、廃棄処分の際の環境負荷が大きいと言われています。その点LEDの方が環境負荷は小さいのかもしれません。まだ寿命と言われる10年を経過したケースの殆どないLED電球。これからまだまだ価格も性能もこなれてゆくのでしょうね。『年末千円!』発言も消費者としてはかなり気になるところです。

我が家では総取り替えは当面見合わせることにしました。点灯時間の長い廊下などには一部LED電球をテスト利用中ですが、今のところ今年いっぱいは百均電球を利用しつつLED電球の動向を見守ることにします。LED電球が主流になると、現在普及している蛍光管のシーリングライト(天井灯)もLED照明に変わってゆくのでしょうね。そのうち現行の蛍光管のソケットにそのまま使えるLED管が出て来るかもしれません。白熱灯電球も博物館入り? 今後の展開が楽しみな電球事情でした。

Writen by K

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